
2012年12月18日 17:21
犬のための手作り食セミナーに参加してきました。
~食材からレシピまで~ 手作り食の基本(入門編)といった所でしょうか...♪
手作りご飯を考えているんだけど、材料とか分量とか良く分からない…という方はご参考にして頂ければ嬉しいです。
ドッグフードは中身に何が使われてるか分からない...フードの酸化が気になる...etc いろんな理由で、手作りにしている方も多いのではないでしょうか?
手作り食は身体が自然に持っている自然治癒力を強化して健康を維持するという目的の一つです。また、すぐに慣れる子と時間がかかる子と様々ですので、手作り食が絶対ではないと私は思います。飼い主さんとワン子のライフスタイルに合ったご飯を選択しましょう~♬
手作り食にチャレンジしたい!って方は、その前にワン子の血液検査を受けておいて下さい(検査は食前に行いましょう!人間と同じですね。)また、手作り食に切り替えてから6ヶ月くらいで再度検査を受けると変化や問題がないかどうかが分かります。体重もこまめに計っておきましょう♫

私も以前は手作り派だったのですが、このセミナーに参加して誤解だらけの手作り食をあげていました。栄養が片寄り過ぎてました…(反省です...)
まずは、NG編から......
★ドッグフードにお肉や野菜をトッピングしてあげている・・・・・→ドッグフードから手作りに切り替える時を除くと、フードに動物性食品を足す事は栄養バランスが崩れるので、お勧めできません。
★うちの子はキャベツと鳥のササミが大好きなので、毎日あげている・・・・→色々な栄養素を万遍なく接種するには、食材のバラエティーが必要です。いくら大好きでも毎日同じメニューではやめて、スーパーで安く売っている物を選ぶなど上手に旬の野菜を使った方が良いでしょう。
★太るのが心配で肉の脂身や皮は全部はがしている・・・・・→脂肪分も大事な栄養素なので、全部取り除かず、太り気味の子や老犬などは半分程度取り除きましょう。
★鳥の骨は危険だと聞いていたのですが、ワン子にあげても大丈夫?・・・・・→全ての骨類は加熱すると割れたときに先が尖りやすく危険ですが、生なら大丈夫です。但しワン子の体格に合わせた大きさの骨をあげましょう。大きな魚の骨は硬いので危険です。鮭の水煮缶のように、骨までホロホロ崩れるようになるまで煮込めば大丈夫です。なお、骨類をあげすぎるとウンチが白くて硬くなるので、その場合は骨の量を加減しましょう。
★ご飯の量が足りないみたいなので、野菜を沢山あげています・・・・・→野菜を食べ過ぎると尿がアルカリ性に傾き、長時間続けると膀胱炎になりやすくなったりする事も考えられます。食事量はバランスを守って下さい。
※手作り食はドッグフードよりも食物繊維が少ないので、ウンチの量も少なくなりますが消化率が良いからです。体に栄養素が吸収されて、不要物が少ないという事なので、問題ありません。また、手作り食に変えると体重も落ちる子もいるそうです。
さて、それでは、手作り食の量と内容ですが…
【動物性食品 肉・魚の量】
◎体重5kg以上の犬の場合・・・体重(Kg)×10~15
◎体重5kg以下の小型犬の場合・・・体重(g)の3%を上限とする。
例えば,,,体重10Kgのわんちゃんの場合、10(Kg)×10~15=100~150g(お肉・お魚の量)50gの誤差は運動量や、体調により調整して下さい。
例えば,,,体重4.5Kgのわんちゃんの場合、4500(g)×3%=135g(上限)
※大型犬より小型犬の方が良く食べるという事ですね♫

【植物性食品 野菜の量】
◎お肉の量との割合で考えます
6(お肉):4(野菜)~7(お肉):3(野菜)
※野菜の量は見た目の量にして下さい!重さは計量の必要なしです。
与え方は….
朝・夕の2回食事を与えるのがお勧め♫
★朝・夕の食事に野菜とお肉を混ぜて与える。
★お肉のみ、野菜のみで分けて2回与えててもOK!
次に、食材について…
◎基本の食材は1種類の動物性食品と数種類の植物性食品で作ります。
【動物性食品】
・鶏肉 → 骨付きで与えやすい・皮にはコラーゲンが豊富 (骨は必ず生で!加熱した骨は内蔵に刺さる可能性があるので危険!)
・牛肉 → 特に赤身肉は良質なたんぱく減
・ラム肉 → 体脂肪の燃焼に効果あり
・豚肉 → ビタミンB郡が豊富・消化はあまり良くない(生ではあげないで!!)
・馬肉 → 高タンパク低カロリーで老犬にも良い
・卵 → 消化率が良い完全食品(食物繊維とビタミンC以外含む)・白身は火を通して下さい!!
・乳製品 → 生チーズやヨーグルトなど、ヤギミルクは栄養価が高い
・内蔵類 → ビタミン・ミネラルも豊富に含む 週に1度程度
・魚類 → 良質なタンパク質・DHAなどが豊富(酸化し易い油なので、一緒にビタミンEやCを与える)
★定期的に生の骨も♪(他にも干しえび、煮干、干しひじき、など)骨の注意...犬種や性格によっても食べ方が違うので初めは手に持って与えましょう。
【動物性食品】(野菜類は初めは出来るだけ細かくして与えて下さい。おろし金でおろしたり、フードブロセッサーで細かく。)
イモ類 → エネルギー源(山芋以外は加熱)
豆類 → 消化が困難なので、納豆などがお勧め
海藻類 → 昆布・わかめ・ひじき等、ミネラルが豊富
果物 → パイナップル・メロン・キウイ・パパイヤ等はタンパク質分解(アレルギーに注意・糖分が多いのであげ過ぎ注意)
緑黄色野菜 → 根菜、スプラウト類
穀類 → 基本はワン子には必要ない。与える時はおかゆ等消化し易くして下さい。(肉と穀物は一緒にあげると消化に良くない。おかゆ&野菜はOK!)
※手作り食は食材の持つ塩分しか摂取できないので、ミネラルを含む塩を少々入れるか、チーズなどをあげてもOKです♪(3日に1回程度)

【与えてはいけない食材】
◎ネギ類・チョコレート・ぶどう・キシリトール
【注意する食材】
◎なす科(なす、とまと、ぴーまん、パプリカ、じゃがいも等は加熱)◎アブラナ科
ドッグフードから手作り食への切り替え方
◎1週目:全体の1/4を手作り、3/4をドッグフード(初めは加熱した状態で与える)
◎2週目:全体の1/2を手作り、1/2をドッグフード(野菜は1種類を摩り下ろすか、細かくきざんでから与え、2〜3日から1種類づつプラスして最終的には3〜5種類に。その子によって合わない野菜もあるので。)
◎3週目:全体の3/4を手作り、1/4をドッグフード
◎4週目:全て手作りご飯へ
★途中で下痢や嘔吐を起こした場合は必ず前に戻って体調を整えて下さい。体重の低下が見られる場合も前に戻りましょう。体内で栄養吸収が上手くいっていない場合がります。
※手作りご飯入門編、ご参考になりましたでしょうか??あまり神経質にならずに、チャレンジしてみましょ〜♬
犬のための手作り食セミナーに参加してきました。
~食材からレシピまで~ 手作り食の基本(入門編)といった所でしょうか...♪
手作りご飯を考えているんだけど、材料とか分量とか良く分からない…という方はご参考にして頂ければ嬉しいです。
ドッグフードは中身に何が使われてるか分からない...フードの酸化が気になる...etc いろんな理由で、手作りにしている方も多いのではないでしょうか?
手作り食は身体が自然に持っている自然治癒力を強化して健康を維持するという目的の一つです。また、すぐに慣れる子と時間がかかる子と様々ですので、手作り食が絶対ではないと私は思います。飼い主さんとワン子のライフスタイルに合ったご飯を選択しましょう~♬
手作り食にチャレンジしたい!って方は、その前にワン子の血液検査を受けておいて下さい(検査は食前に行いましょう!人間と同じですね。)また、手作り食に切り替えてから6ヶ月くらいで再度検査を受けると変化や問題がないかどうかが分かります。体重もこまめに計っておきましょう♫

私も以前は手作り派だったのですが、このセミナーに参加して誤解だらけの手作り食をあげていました。栄養が片寄り過ぎてました…(反省です...)
まずは、NG編から......
★ドッグフードにお肉や野菜をトッピングしてあげている・・・・・→ドッグフードから手作りに切り替える時を除くと、フードに動物性食品を足す事は栄養バランスが崩れるので、お勧めできません。
★うちの子はキャベツと鳥のササミが大好きなので、毎日あげている・・・・→色々な栄養素を万遍なく接種するには、食材のバラエティーが必要です。いくら大好きでも毎日同じメニューではやめて、スーパーで安く売っている物を選ぶなど上手に旬の野菜を使った方が良いでしょう。
★太るのが心配で肉の脂身や皮は全部はがしている・・・・・→脂肪分も大事な栄養素なので、全部取り除かず、太り気味の子や老犬などは半分程度取り除きましょう。
★鳥の骨は危険だと聞いていたのですが、ワン子にあげても大丈夫?・・・・・→全ての骨類は加熱すると割れたときに先が尖りやすく危険ですが、生なら大丈夫です。但しワン子の体格に合わせた大きさの骨をあげましょう。大きな魚の骨は硬いので危険です。鮭の水煮缶のように、骨までホロホロ崩れるようになるまで煮込めば大丈夫です。なお、骨類をあげすぎるとウンチが白くて硬くなるので、その場合は骨の量を加減しましょう。
★ご飯の量が足りないみたいなので、野菜を沢山あげています・・・・・→野菜を食べ過ぎると尿がアルカリ性に傾き、長時間続けると膀胱炎になりやすくなったりする事も考えられます。食事量はバランスを守って下さい。
※手作り食はドッグフードよりも食物繊維が少ないので、ウンチの量も少なくなりますが消化率が良いからです。体に栄養素が吸収されて、不要物が少ないという事なので、問題ありません。また、手作り食に変えると体重も落ちる子もいるそうです。
さて、それでは、手作り食の量と内容ですが…
【動物性食品 肉・魚の量】
◎体重5kg以上の犬の場合・・・体重(Kg)×10~15
◎体重5kg以下の小型犬の場合・・・体重(g)の3%を上限とする。
例えば,,,体重10Kgのわんちゃんの場合、10(Kg)×10~15=100~150g(お肉・お魚の量)50gの誤差は運動量や、体調により調整して下さい。
例えば,,,体重4.5Kgのわんちゃんの場合、4500(g)×3%=135g(上限)
※大型犬より小型犬の方が良く食べるという事ですね♫

【植物性食品 野菜の量】
◎お肉の量との割合で考えます
6(お肉):4(野菜)~7(お肉):3(野菜)
※野菜の量は見た目の量にして下さい!重さは計量の必要なしです。
与え方は….
朝・夕の2回食事を与えるのがお勧め♫
★朝・夕の食事に野菜とお肉を混ぜて与える。
★お肉のみ、野菜のみで分けて2回与えててもOK!
次に、食材について…
◎基本の食材は1種類の動物性食品と数種類の植物性食品で作ります。
【動物性食品】
・鶏肉 → 骨付きで与えやすい・皮にはコラーゲンが豊富 (骨は必ず生で!加熱した骨は内蔵に刺さる可能性があるので危険!)
・牛肉 → 特に赤身肉は良質なたんぱく減
・ラム肉 → 体脂肪の燃焼に効果あり
・豚肉 → ビタミンB郡が豊富・消化はあまり良くない(生ではあげないで!!)
・馬肉 → 高タンパク低カロリーで老犬にも良い
・卵 → 消化率が良い完全食品(食物繊維とビタミンC以外含む)・白身は火を通して下さい!!
・乳製品 → 生チーズやヨーグルトなど、ヤギミルクは栄養価が高い
・内蔵類 → ビタミン・ミネラルも豊富に含む 週に1度程度
・魚類 → 良質なタンパク質・DHAなどが豊富(酸化し易い油なので、一緒にビタミンEやCを与える)
★定期的に生の骨も♪(他にも干しえび、煮干、干しひじき、など)骨の注意...犬種や性格によっても食べ方が違うので初めは手に持って与えましょう。
【動物性食品】(野菜類は初めは出来るだけ細かくして与えて下さい。おろし金でおろしたり、フードブロセッサーで細かく。)
イモ類 → エネルギー源(山芋以外は加熱)
豆類 → 消化が困難なので、納豆などがお勧め
海藻類 → 昆布・わかめ・ひじき等、ミネラルが豊富
果物 → パイナップル・メロン・キウイ・パパイヤ等はタンパク質分解(アレルギーに注意・糖分が多いのであげ過ぎ注意)
緑黄色野菜 → 根菜、スプラウト類
穀類 → 基本はワン子には必要ない。与える時はおかゆ等消化し易くして下さい。(肉と穀物は一緒にあげると消化に良くない。おかゆ&野菜はOK!)
※手作り食は食材の持つ塩分しか摂取できないので、ミネラルを含む塩を少々入れるか、チーズなどをあげてもOKです♪(3日に1回程度)

【与えてはいけない食材】
◎ネギ類・チョコレート・ぶどう・キシリトール
【注意する食材】
◎なす科(なす、とまと、ぴーまん、パプリカ、じゃがいも等は加熱)◎アブラナ科
ドッグフードから手作り食への切り替え方
◎1週目:全体の1/4を手作り、3/4をドッグフード(初めは加熱した状態で与える)
◎2週目:全体の1/2を手作り、1/2をドッグフード(野菜は1種類を摩り下ろすか、細かくきざんでから与え、2〜3日から1種類づつプラスして最終的には3〜5種類に。その子によって合わない野菜もあるので。)
◎3週目:全体の3/4を手作り、1/4をドッグフード
◎4週目:全て手作りご飯へ
★途中で下痢や嘔吐を起こした場合は必ず前に戻って体調を整えて下さい。体重の低下が見られる場合も前に戻りましょう。体内で栄養吸収が上手くいっていない場合がります。
※手作りご飯入門編、ご参考になりましたでしょうか??あまり神経質にならずに、チャレンジしてみましょ〜♬
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